民主党元参議院議員

神本みえ子

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脚下照顧でつづる活動日記

年末のご挨拶と特定秘密保護法

2013年12月28日

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

日頃からの皆様の温かいご支援に心から感謝申し上げます。

53日間という短い会期の第184回臨時国会は、最終盤に2日間の延長で閉会しました。日に日に高まる「特定秘密保護法案」への国民の反対の声を押し切って、何が何でも今国会で成立させるための延長でした。

議会制民主主義とは、国民有権者の付託を受けた議員が、国民の声を代弁して議会の中で議論を戦わせ、最 終的には多数決で物事を決定します。ただし、本当に国民の声を尊重するために、多数決の前に、少数意見を最大限尊重することが前提であり、議会運営では与 野党合意形成のためのさまざまなルールが先人の努力によって積み上げられてきています。

今回の「特定秘密保護法案」審議では、衆議院での強行採決に始まり、参議院においては最初から最後ま で、これらのルールを一切無視した運営が行われました。私は、国家安全保障特別委員会のメンバーとして、数の暴挙によって民主主義が踏みにじられる様を目 の当たりにし、憤りを禁じ得ませんでした。 安倍政権の本当の狙いは何なのか。自民党は選挙で大勝し、安倍内閣も高い支持率を維持している今、「秘密保護」という国民の暮らしからは一見遠いと思われ る政治課題だから、数の力で一気に成立させようと思ったのでしょう。

成立した秘密保護法は、指定される「特定秘密」の範囲が政府の裁量で際限なく広がるおそれがあること、 指定された秘密情報を提供した人も取得した人も重罰が科せられること、秘密情報を扱う人への適性評価制度でプライバシーの侵害になりかねないことなど多く の危険性をはらみ、憲法の定める基本的人権が著しく侵害される恐れがあります。

「秘密保護法を制定する目的は戦争以外考えられない。米国の国際戦略で、日本、自衛隊が利用されるとい うこと」。戦前、従軍記者も経験し敗戦の日に戦争責任を背負い大新聞社を辞職されたジャーナリストむのたけじさんの言葉です。国民を情報から遮断し、戦争 に駆り立てていった戦前の歴史を今一度思い起こす必要があります。再び戦争への道を歩まないために。